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宝物と挑戦


お久しぶりです。小西美帆です!皆さんからの温かい応援に包まれた5ヶ月間が、幕を閉じました。アナウンサーを目指してミスコンに応募したものの不合格に終わってしまった去年の春。そこから1年、やはり新しいことに挑戦したいと心が叫び、無理だろうな…と思いながらも今年の春、2度目の応募を決心。審査員の方達の前では着飾ることなく、素直な自分を見せました。合格発表の日。嬉しいと同時に受かってしまった…って不安で真っ黒な世界にのみ込まれました。その時の自分にはグランプリが何かもわからないし、まさか他のファイナリストが敵になるなんて思ってもなかったし。けどとりあえず頑張らな!って少し無理して笑顔作ってとった宣材写真。懐かしい、、!

世間に自分の本名と顔をさらけ出す。沢山の応援がある一方、これは私にとって悪夢の始まりでもありました。「可愛くない、ヒョウ柄いやだ、焼けた肌はいやだ、なぜ大学に行って勉強しないの」そんな言葉一つひとつが、ズキズキと胸に突き刺さる経験をしました。友人から貰った大切な服なのに、感性を磨くためにいろんな場所に足を運んでいるだけなのに、スポーツが私の趣味なのに…私の全て、将来の夢でさえも否定されている気がしました。活動が始まって間もない頃、先輩の方が、「グランプリをとるには」と説明してくださった事がありました。そこで私は、1位に輝くには鉄則があることを知ると同時に、正直泣き出してしまいそうになりました。ありのままの自分を押し殺さないとグランプリは取れないと確信したからです。悔しすぎました。グランプリをとるために偽りの自分を演じたくない。自分の好きなもの、将来の夢、頭の中にある考え方、、素直に思ったことを発信する方が自分のためになると思い、そこから自由に表現することを大切にし始めました。その分、酷い意見が集まり、フォロワーは増えなかったり、、全国のファイナリストを見ると、服はお洒落だし、参考にしたいと思えるカフェを先取りしているし、メイクは上手だし、、自分とは程遠い存在すぎる!視界に入らないようにしていました。自分を誰かと比較するなんて、自分を侮辱している行為に他ならないこと。絶対にしたくないと思い、SNSでは誰もフォローしませんでした。「自分の表現したいもの」と「ミスコンという世界に求められるもの」とのギャップに苦しんだスタートダッシュでした。

ですが、苦しい中にもこんな自分を応援し続けてくれる人が沢山いて、こんな私を「かっこいい、尊敬する、そのままでいてほしい」と温かい言葉一つひとつに救われました。そこから、不特定多数の人から「好かれる人間」よりも、「信頼される人間」になろうと思いました。

そんなこんなでファイナルイベントのギフトを考える時期に入り、マネージャーに助けられながら、やっとの思いで「紙芝居とミュージックビデオ」を制作することになりました。

初めの2ヶ月間でミュージックビデオは1番までしか完成しておらず、終わりが見えない状態でした。間に合わせたいけれど絶対にクオリティは下げたくない、その葛藤で睡眠時間を削り、意識が朦朧とした中も絵を描き続けました。ギフトのコンセプトは「自分にしかできないこと」。アナ就活の時代、私は「誰でもできることを誰にもできないくらい頑張れる人間だ」と答えていました。今の自分にできるのは、ありのままの自分を表現するために、誰よりも時間をかけてお金をかけて、今の自分にできる全てをギフトに込めること。歌うことにも慣れておらず初めての挑戦でしたが、できるところまでクオリティを上げたい。その為に、自力でボイトレにも通い続けました。

ようやく迎えた11月27日本番の日。皆からの熱い応援に包まれて目覚めた朝。自分はクリエイターでミスコンらしくない。グランプリは勿論、クライアント賞でさえももらえないだろう、だから、せめて全力で楽しんでいる姿を見てもらいたい。だけど、皆が応援してくれたこと、皆からの投票を背負って少しの希望を持ってファイナルイベントを迎えました。美帆らしく頑張ってきて、とみなさんが声をかけてくれたからこそ、カメラマンにも一番の笑顔だったと褒められるくらい、本番を楽しめました。

結果、グランプリには選ばれませんでしたが、審査員特別賞という素晴らしい賞を頂くことができました。プロを目指しているからこそ、プロの方々からこの賞を頂けたことは、正直グランプリよりも嬉しいし、これからの自分の自信に繋がると思いました。イベント終了後、クリエイターの方や、その他沢山の方々が感動したと真剣な眼差しで言って下さり、本当に嬉しかったです。自分の作ったもので誰かを笑顔にし、心を動かす事が私の夢だったので、それが実現した瞬間でもありました。忘れられない瞬間になりました。毎日投票という形で私に勇気を与えてくれたファンの方たちの力があったからこそ実現できました。この5ヶ月間、ミスコンの既成概念にとらわれず自分を貫き通す事を選んで、本当に良かったです。もしあの時、自分を押し殺してグランプリを取ろうとしてたら、人の心を動かす存在にはなれなかったと思います。

ミスコンで学んだこと、経験したこと、かけがえのない出会いは、私の人生における一生の宝物です。ここからがスタート。一度きりの人生、自分にしか歩めない道を、美帆は歩んでいきます!正直不安なことだらけで、毎日が挑戦の連続です。いつまでも勝負相手は自分自身。他人ではありません。

最後になりましたが、私をファイナリストに選んでくれた運営のみんな、応援してくださったファンの方、今まで本当にありがとうございました。これからは、クリエイターとしての小西美帆を見守って頂けると嬉しいです。

 

Love the life you live, live the life you love!!